「アジア」カテゴリーアーカイブ

センバツ開幕 開会式で4年ぶり選手全員が入場行進

第95回センバツ高校野球が3月18日開幕した。開会式ではNHK連続テレビ小説「舞いあがれ」の主題歌「アイラブユー」の迫力ある生演奏に合わせて、4年ぶりに出場校の選手全員が場内を1周する形で入場行進した。
選手たちは史上初となる2回めの連覇を狙う大阪桐蔭高校を先頭に、前日夜からの雨の影響で予定より1時間半遅れて午前10時半に開会式が始まった。かつてのセンバツ高校野球の姿が戻ってきた。今回は記念大会のため、例年より4校多い36校が出場する。

国際博覧会協会 6月に新興国招き国際会議 参加招請

2025年大阪・関西万博の運営主体「日本国際博覧会協会」は3月13日、東京都内で記者会見を開き、6月に大阪で途上国や新興国などを招き国際会議「International Plannind Meeting(IPM)」を開くと発表した。約100カ国の新興国の参加を見込む。
万博には150カ国と25国際機関の参加を目標とする。同会議では参加時の支援の内容や開催までのスケジュールなどを説明する。
参加には①敷地を渡してパビリオンを独自に建設してもらう「タイプA」②日本側が建設したパビリオンを参加国に引き渡して独自にデザインしてもらう「タイプB」③建設したパビリオンの一区画を引き渡す「タイプC」ーの3つの方法がある。このうちタイプAの参加国を対象にした会議は、2022年10月に大阪市内で開催し、100カ国が参加している。6月の会議にはタイプB、タイプCの参加国を招く。

大阪桐蔭は敦賀気比 球春!センバツ対戦相手決まる

3月18日に甲子園球場で開幕する第95回センバツ高校野球の組み合わせ抽選が3月10日、大阪市内で行われた。出場校のキャプテンが集まって組み合わせ抽選が行われるのは4年ぶり。
関西勢7校はいずれも2回戦からの登場となった。4年連続14回目の出場で史上初となる2回目の大会連覇を目指す大阪桐蔭高校は、大会3日目の第3試合で福井の敦賀気比高校と対戦する。3年ぶり15回目の出場の智辯和歌山高校は大会2日目の第3試合で香川の英明高校と、19年ぶり2回目の出場の兵庫の社高校は大会3日目の第1試合で長崎の海星高校と、4年ぶりの出場で出場校中最多の42回目の京都の龍谷大平安高校は大会4日目の第2試合で長崎日大高校とそれぞれ対戦する。
春夏通じて初出場の滋賀の彦根総合高校は大会5日目の第1試合で、同じ初出場の山口の光高校と、6年ぶり22回目の出場の報徳学園は大会6日目の第1試合で群馬の高崎健康福祉大高崎高校と、3年ぶり10回目の出場の大阪の履正社高校は大会6日目の第3試合で、福井の北陸高校と高知高校の勝者と対戦する。

梅田・中央郵便局跡地に「JPタワー大阪」24年開業

JR西日本などは3月7日、大阪・梅田の大阪中央郵便局跡地に建設中の大型複合施設について、2024年7月に「JPタワー大阪」の名称で開業すると発表した。地上39階、地下3階で、施設の高さは約88m。延床面積は約22万7,000㎡。商業施設やホテル、劇場などが入る予定。地上2階とJR大阪駅を歩行者デッキでつなげることで利便性を高め、オフィス通勤者や観光客を取り込む。

大阪なんばパークス南 7月にホテル・オフィス開業

南海電鉄などは3月2日、日本初進出のホテルやオフィスビルなどが集積する「なんばパークス サウス」を7月1日に開業すると発表した。ホテル2棟とオフィスビル1棟が立地し、全体の面積は8,915㎡。南海なんば駅付近の商業施設「なんばパークス」の南側に位置し、難波地区に少なかった宿泊・オフィス機能を備えたエリアにする。

関西の22年婚姻数1.6%増の8万6,621組 京阪神で増

厚生労働省の人口動態統計速報によると、関西2府4県の2022年の婚姻件数は前年比1.6%増の8万6,621組だった。奈良、滋賀、和歌山の3県で減少したが、大阪、京都、兵庫の2府1県で増加した。これにより、関西の2023年以降の出生数の減少ペースは鈍化する可能性がある。ただ、関西の死亡数は2022年が前年比9.1%増だったように年々増えており、人口減には歯止めがかからない。

空飛ぶクルマ USJや海遊館と万博会場をつなぐ

大阪府と大阪市は3月3日、2025年大阪・関西万博で商用飛行を目指す「空飛ぶクルマ」の離着陸場の候補地として、①此花区の桜島地区②大阪市港区の大阪港エリア③城東区の森之宮エリアなどを選んだと発表した。テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」、水族館「海遊館」など、空飛ぶクルマで大阪の人気観光エリアと万博会場の夢洲とを結び、観光客の効率的な回遊につなげる。

関西22年出生数4.9%減 死亡者9.1%増で人口減加速

厚生労働省が2月28日発表した人口動態統計速報によると、関西2府4県の2022年の出生数は前年比4.9%減の13万2,792人だった。減少率は全国の5.1%を下回り、若干緩やかだった。
府県別にみると、兵庫県が6.0%減と関西最大だったのに対し、最小の大阪府は4.3%減にとどまった。そのほか、和歌山が5.4%減、奈良が5.1%減、京都が4.5%減、滋賀が4.4%減だった。
一方、関西の死亡者数は合計25万4,619人と前年比9.1%増えた。この結果、自然減は12万1,827人と、前年(9万3,805人)を2万8,000人ほど上回っている。この結果、人口減は加速している。

大阪マラソン開催 約3年ぶり市民ランナーが参加

第11回大阪マラソンが2月26日開催され、約3万人のランナーが大阪府庁前〜大阪城公園の42.195kmを駆け抜けた。市民ランナーの参加は2019年12月の第9回大会以来で、約3年ぶり。
2024年のパリ五輪の選考経過対象レースであり、このレースで男子は24歳の西山和弥(トヨタ自動車)が2時間6分45秒で日本勢最高の6位に入った。初マラソンの日本最高記録。レースはエチオピアのハイレマリアム・キロスが、ウガンダのビクター・キプランガットに競り勝ち、2時間6分1秒で優勝した。
池田燿平(花王)も西山とともに、10月実施の2024年パリ五輪代表選考会「グランドチャンピオンシップ(MGC)」への出場権を新たに獲得した。

関西1月貿易収支2,802億円の赤字,過去2番目金額に

大阪税関によると関西の1月の貿易収支は2,802億円の赤字となり、月ごとの貿易赤字としては過去2番目の金額となった。
1月の輸入額は前年同月比7.2%増の1兆6,904億円となり、1月として比較可能な1979年以降で過去最高となった。一方、輸出額は同0.2%減の1兆4,103億円だった。LNGや石炭の輸入額が円安もあって膨らんだ一方、中国の春節(旧正月)の重なり、企業が輸出を控えたため、赤字額が拡大した。