「アジア-社会」カテゴリーアーカイブ

岸田首相 「27年度に防衛費をGDP比2%に」明言

岸田首相は11月28日、防衛力の抜本的な強化をめぐり、鈴木財務相と浜田防衛相を官邸に呼び、2027年度に安全防衛関連費をGDP(国内総生産)比2%にするよう指示した。首相は「防衛力は将来にわたり維持強化する必要があり、安定的に支える財源確保は不可欠」とし、他の予算の歳出削減に加えて、増税も念頭に財源の確保が必要としている。首相が防衛費の具体的な水準を明言するのは初めて。年内に今後5年間の予算規模と財源確保に向けた方向性を決定する。

10月の求人倍率1.35倍 10カ月連続上昇, 失業率2.6%

厚生労働省が11月29日発表した10月の有効求人倍率(季節調整値)は1.35倍で、前月比0.01ポイント上昇した。前月を上回るのは10カ月連続。ただ、これでも新型コロナウイルス禍前の水準には届いていない。一方、総務省が同日発表した10月の完全失業率は2.6%と前月の横ばいだった。
景気の先行指標となる新規求人数は92万4,946人で前月比1.4%増で、新規求人倍率は2.33倍と前月比0.06ポイント上昇した。10月の就業者数6,755万人で、前年同月比50万人増えた。増加は3カ月連続。正規職員・従業員は前年同月比17万人増の3,614万人で、5カ月ぶりに増加した。非正規も2,116万人で同34万人増えた。

飲食業 パートの平均時給 7カ月連続最高を更新中

リクルート(本社:東京都千代田区)は11月28日、飲食業界のアルバイト・パートの時給動向を発表した。前年度比31円と過去最大の引き上げ幅となった最低賃金の影響などもあり、3大都市圏のフード系の募集時平均時給は2022年4月以降、7カ月連続で過去最高金額を更新し続けている。
コロナ禍で横ばいが続いていた分もあってか、職種計と比べて高い増加率となっているが、平均時給としてはまだ他職種よりも低い水準(2022年10月の職種計1,151円、フード系1,088円)にある。このため、人材確保のためには今後も時給引き上げが必要になりそうだ。

トラック,バスに自動ブレーキ搭載を義務付けへ

国土交通省は、トラックやバスに歩行者保護のため衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)搭載を義務付ける。2025年9月以降発売の新型車が対象。販売済みモデルも2028年9月以降、義務付ける。車両の後退を周囲に音で知らせるバックアラームも2025年1月から義務化し、歩行者らがトラック、バスの走行中の事故にに巻き込まれるのを防ぐ。道路運送車両法に基づく保安基準を2023年1月に改正する方針。

競馬ジャパンカップ ヴェラアズールがG1初制覇

競馬のジャパンカップ(G1、芝2400m、18頭出走)は11月27日、東京・府中の東京競馬場で行われ、G1初挑戦で3番人気に支持されたヴェラアズールが、ライアン・ムーア騎手の巧騎乗で混戦を抜け出し、初制覇した。勝ちタイムは2分23秒7。ヴェラアズール(牡5歳、渡辺薫彦厩舎)は1着賞金4億円を獲得した。
2着にはクリスチャン・デムーロ騎手騎乗のシャフリヤール(1番人気)、3着にダミアン・レーン騎手騎乗のヴェルトライゼンテ(4番人気)が入線。今回は海外から有力馬も出走したが、上位入線は日本馬が独占した。

10月求人広告43.5%増の132万件 18カ月連続プラス

全国求人情報協会(本部所在地:東京都千代田区)が11月25日発表した10月の求人広告件数(週平均、職種別)は、前年同月比43.5%増の132万4,644件にに上った。前年同月を上回るのは18カ月連続。10月から始まった政府の観光促進策「全国旅行支援」や水際対策の緩和を受けて、飲食業や宿泊業などを中心に必要となる人材確保に向けた動きが広がっている。

カニ殻から作物の免疫力引き出すオリゴ糖の合成に成功

東大などは11月25日、カニ殻の主成分キチンを分解し、植物の免疫力を引き出すオリゴ糖を効率的に合成することに成功したと発表した。農業でこのオリゴ糖を使用して農作物の免疫力を引き出すことにより、低農薬でも病気にかかりにくくなり、収穫量が増えることが期待される。この研究チームは東大のほか、北海道大学、東京理科大学、昭和電工の4者。

中国・北京,上海などでゼロコロナ政策に抗議の声

中国で、習近平指導部の「ゼロコロナ」政策に抗議する住民らの活動が各地に広がっている。国内外の複数のメディアによると、上海市、北京市、新疆ウイグル自治区ウルムチ市、チベット自治区、広東省広州市、武漢市、成都市などで市民の異例の大規模な抗議活動が繰り広げられている。
抗議する住民からは、また異例の「共産党、退陣」「習近平、退陣」などの声も挙がっている。中には「検査はいらない、自由がほしい」との切実な声もある。SNS上では警察と住民が衝突する映像が拡散している。
新型コロナウイルスを徹底して封じ込めるゼロコロナ政策により、中国ではいま各地でロックダウン(都市封鎖)が行われている。これにより行動制限とPCR検査づけの生活を強いられ、住民は辟易し、不満が一段と高まっている。