11.功にも誇らず、罪過も潔く改める 2022年8月24日菜根譚人生訓, 座右の銘, 菜根譚hope 天下を覆うほどの大きな手柄でも、それを矜(ほこ)る心が生じたなら、この一個の「矜」の字には耐えられず、大きな手柄も意味をなさなくなってしまう。 また、天に届き空いっぱいに満ちるような大きな罪悪も、悔い改める心が生じたなら、この一個の「悔」の字には耐えられず、どんな大きな罪悪も消滅してしまう。 #菜根譚 #人生訓 #座右の銘
10.自らは一歩譲り、他には完全を求めず 2022年8月24日未分類, 菜根譚人生訓, 座右の銘, 菜根譚hope 人が世の中を生きてゆく時には、自分から一歩を譲ることがより優れた道である。この一歩を譲ることが、それがそのまま一歩を進める根本となるのである。 人を遇する時には、完全なことを求めないで、九分ぐらいに止めて、後の一分は寛大にして見過ごすようにするのがよいことである。 #菜根譚 #人生訓 #座右の銘
9.分を守って生きる 2022年8月20日菜根譚人生訓, 座右の銘, 菜根譚hope 人から寵愛や利益を受ける時には、他人を押しのけてまで取ろうとしてはいけないが、世のため人のためになる道徳や事業を行う時には、人に率先して行い、人のあとからするようなことはしてはいけない。 人から物を受け取る時には、一定の限度を越えてはならないが、自分が修行する時には、与えられたことを行うだけではなく、それ以上に努めなくてはいけない。 #菜根譚 #人生訓 #座右の銘
8.義侠心・純心を常に持って生きる 2022年8月20日菜根譚人生訓, 座右の銘, 菜根譚hope 友人と交わる時には、三分ぐらいの義侠心は持つことが必要である。また、人間として生きていく上では、少しぐらいの純粋な心は持っていることが必要である。 #菜根譚 #人生訓 #座右の銘
7.平凡な生き方の中に道が備わる 2022年8月20日菜根譚人生訓, 座右の銘, 菜根譚hope 平凡な人間と生まれて、特別に何も高尚で遠大な事業をしなくても、ただ名誉や利益にひかれる世俗的な心を払い落とせたなら、それでもう名士の仲間に入ることができる。 学問をなして、特別に何も学識を増す努力をしなくても、ただ外物によって心を煩わされることを減らし除くことができさえすれば、それでもう聖人の境地に到達できる。 #菜根譚 #人生訓 #座右の銘
6.心はゆったり、恵みは深く 2022年8月20日菜根譚人生訓, 座右の銘, 菜根譚hope 生きている間の心構えは、できるだけ広く心が放たれていることが大切で、そうすれば不平不満に嘆く人がないようにさせるさせることができる。 #菜根譚 #人生訓 #座右の銘
5.好調の時もおごらず、失意の時もあきらめず 2022年8月20日菜根譚人生訓, 座右の銘, 菜根譚hope 恩情があつい時は、昔から災害を起こしやすい。だから、自分の思い通りになり、心地よい時には早く反省して引き返すようにしなさい。 また、物事が失敗した後には、逆に成功するものである。だから、自分の思い通りにならない時でも、やたらに手を放ち投げ出してはいけない。 #菜根譚 #人生訓 #座右の銘
4.淡々として平凡に生きる 2022年8月20日菜根譚人生訓, 座右の銘, 菜根譚hope 味の濃厚な美酒美肉や、辛いものや甘いものは、本当の味ではなく、本当の味は、ただ淡白なだけの味である。 これとおなじように、優れた人や他に抜きん出た人は、本当に道を究めた人ではなく、本当の至人は、ただことさらでない平凡ながけの人である。 #菜根譚 #人生訓 #座右の銘
3.忠言と甘言を聞き分ける 2022年8月20日菜根譚人生訓, 座右の銘, 菜根譚hope 耳にはいつも聞きづらい忠言を聞き、心にはいつも思い通りにならないことがあったならば、それで初めて人間を徳に進ませ、行いを修めさせることのできる砥(と)石のような役割を果たすものとなるだけである。 もし、言われる言葉がすべて快く耳に聞こえ、物事がすべて心に満足するようなら、そんなことではこの人生を自分で猛毒の中に投げ沈めてしまうようなものである。 #菜根譚 #人生訓 #座右の銘
2.純朴で、世俗には妥協しない 2022年8月20日菜根譚人生訓, 座右の銘, 菜根譚hope 世間をまだ知らない若い者は、世俗の悪い習慣に染まることもまた浅いが、世の中の裏表をよく知った者は、世の中の様々なからくりに通じることもまた深い。 だから、君子という者は、世俗のことによく通暁しているよりは、むしろ飾り気がなく愚直である方がよく、またつまらない遠慮をして謹しみ深いよりは、むしろ世間知らずで人から狂人といわれる方がまだよい。 #菜根譚 #人生訓 #座右の銘