高齢・シニア層を念頭に置いた新たな市場としての、ユニバーサルデザイン仕様の新ブランド『EMI』の実用衣料プロジェクトへの参画をぜひご検討ください。
高齢・シニア層向けの衣料は、若者を対象としたファッション衣料とは一線を画し、体型・サイズはじめ体力年齢により体の動き易さ・着易さを可能にする様々な機能性が求められます。ところが、市場には現在こうしたニーズを満たした実用衣料はほとんどないといっていいでしょう。ロットがまとまりにくいことが最大の理由でしょう。
しかし、加速する高齢社会にあって、今後こうした季節ごとに求められる様々な機能性を付与した素材を使った製品需要が中長期的に増えていくことは間違いありません。脱ファッション、機能性重視の実用衣料にフォーカスした企画が求められているのではないでしょうか。
アパレルとの連携によるユニバーサルデザイン仕様のブランド『EMI(エミ)』の各種衣料・実用品の展開・推進
今回立ち上げた『EMI(エミ)』ブランドのキーパーソン、デザイナーの遠藤 恵美さんの高齢シニア層を念頭に置いたファッション感や、ものづくりに対する基本的な考え方を紹介します。
妥協せず今の自分ファーストのスタイルを楽しむ
遠藤 恵美さんは、「ファッションとは、モノとかアクティビティとかが絡み合って、ライフスタイル全体を包み込んだ感じを全部ひっくるめて楽しむこと」という。
そのうえで「年齢を重ねても頭や感覚は間違っていない。ファッショナブルでないかも知れないけど、今の自分に合ったスタイルで、ビジュアルもパフォーマンスも妥協しないで楽しみ、自分ファーストのスタイルを目指していきたい」。
そのために、若者ファッションとは一線を画した、シニア層に合わせた体型・サイズ、着用時に求められる機能性を付与したユニバーサルデザインについて「披露する言葉、場所・機会が一番必要」という。